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エコキュート修理の基礎知識!症状・原因・費用をご説明
エコキュート修理を検討すべきタイミング

住宅の給湯設備として普及しているエコキュートですが、長年使用すると「湯量が減った」「お湯が出ない」「エラーが出る」といったトラブルが発生します。札幌のような寒冷地では、凍結や外気温の低さによる負荷が大きく、修理の必要性を早めに検討すべきケースも少なくありません。兆候を見逃さずに対応を検討することが、安心して冬を迎えるための鍵です。
まず、修理を検討すべき代表的なサインとしては以下のようなものがあります。
・浴槽のお湯が通常より少ない
・シャワーや蛇口の湯温が安定しない
・リモコンにエラーコードが頻繁に表示される
・室外機やタンク周辺からの水漏れ・異音
こうした症状は「部品の劣化」「配管の破損」「凍結ダメージ」「タンクの保温劣化」など多様な原因に起因します。早期に点検をして、修理するか交換を考えるかを判断することが、最終的なコスト節約にもつながります。
よくある故障の原因と対処のポイント

エコキュートの修理で多く見られる原因と、札幌で特に意識すべきポイントを整理します。
配管・接続部の劣化や漏水
エコキュートでは、ヒートポンプユニットからタンク、さらに住宅内部へと配管が伸びています。配管の保温材の劣化、結露・凍結による破損、接続部の締まり不良などが、漏水やお湯の出が悪くなる原因です。室外機やタンクの底部に水たまりがある場合は、配管の劣化を疑いましょう。
札幌の寒冬では、凍結防止措置が整っていなければこうしたトラブルが起きやすくなります。
ヒートポンプ機器の不調
ヒートポンプユニットは、外気の熱を取り込みお湯を沸かす重要な部分です。コンプレッサーやファンモーターの故障、冷媒漏れや熱交換器の詰まりなどが発生すると、湯沸かし効率が低下し「お湯量が減る」「沸きが遅い」「エラーが出る」といった症状が発生します。北海道・札幌のように外気温が低い地域では、ヒートポンプ部の負荷が大きいため、部品の消耗が進みやすい傾向があります。
貯湯タンク・内部電子部品の劣化
長年運用しているとタンク内部の保温材が劣化し、湯温が落ちやすくなったり、タンク内部でのスケール(石灰・ミネラル分)の付着により熱交換効率が落ちたりします。また、リモコン基盤・センサー類・電磁弁の劣化によって、温度調整ができない・湯量調整ができないといった不具合が起きることもあります。こうした劣化は10年以上使用している機器で特に注意が必要です。
修理費用の目安と交換を検討すべき条件

修理を依頼する際に気になるのが「いくらくらいかかるか」という点です。目安を知っておくことで、修理か交換かの判断をしやすくなります。
修理の費用目安
・配管の劣化・締まり不良:数万円(例:4〜8万円)程度が多く報告されています。
・ヒートポンプユニットの修理:部分的な部品交換であっても8〜15万円とかなりの金額になることがあります。
・リモコン等の操作部位・電子部品の不具合:2〜4万円程度というケースも見られます。
これらはあくまで目安であり、機器の年数・設置環境・部品の在庫状況・工事内容により大きく変動します。
交換を検討すべき条件
修理費用が高額になったり、修理してもすぐに別の部位が故障しそうな機器については、交換を検討するほうが長期的にはコスト削減になることがあります。特に以下のような条件に該当する場合は交換を検討すべきです。
・使用開始から10年以上経過しており、部品供給が終了している機種。
・修理費用が本体交換の半額以上になっている。
・故障箇所が複数出ており、修理→再修理という連鎖が予想される。
札幌のような寒冷地では、凍結や雪・風の影響を長年受けてきた機器ほど劣化が早いため、「この冬は大丈夫だろうか」と感じたら早めの点検・判断が安心です。
修理をスムーズに進めるためのチェックポイント

修理を依頼した際に後悔しないために、以下のポイントを事前に確認しておくとスムーズです。
機器年数・型式の確認
設置から何年経っているか、メーカー・機種・型式を控えておくと部品在庫・修理可否の判断が早くなります。部品の製造終了から一定年数が経過していると、修理部品が入手困難な場合があります。
保証・延長保証・保険の有無
メーカー保証や設置店の延長保証に加入していれば、無償や低負担で修理・交換できる可能性があります。また、住宅設備の故障が火災や水漏れ事故につながった場合、家財保険等の対象になるケースもあるため、保険内容の確認も有効です。
施工業者の見積・内容の比較
修理内容、使用部品、工事期間、保証内容などを複数の業者で比較することをおすすめします。特に札幌などの地域では、寒冷地対応・凍結防止施工・積雪対策などが追加条件になるため、見積内容が十分かどうか確認が必要です。
応急処置・日常点検
お湯が出ない、水漏れがある等のトラブルが起きた際には、まずは電源をオフにして止水栓を閉めるなどの応急措置を行うことで、被害を最小限にできます。また、エラーコードを控えて業者に伝えられるようにすることで、修理がスムーズになります。
まとめ:札幌でエコキュートを長持ちさせるために

札幌という寒冷地で安心してエコキュートを使い続けるためには、機器の劣化兆候を早めに確認し、修理か交換かを適切に判断することが不可欠です。
修理という選択肢は確かにコストを抑えられる可能性がありますが、部品在庫の有無・年数・設置環境次第では「修理を繰り返すより交換した方がトータルでお得」というケースも少なくありません。
修理を選ぶにせよ交換を選ぶにせよ、専門の知識を持つ施工業者と相談しながら、機器年数・設置環境・今後の使用予定を踏まえた判断を行いましょう。
札幌エコキュート工事店ドクターポットでも、札幌エリアでの寒冷地対応や修理・交換の相談を多く受けており、機器の状態診断から提案まで可能です。エコキュートの修理や交換を検討している方は、ぜひ早めの点検・相談をおすすめします。
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