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札幌でエコキュートのメンテナンス長持ちさせるための完全ガイド
札幌エコキュート工事店ドクターポットが教える、お手入れのコツと注意点

エコキュート(ヒートポンプ給湯器)は、導入コストが高めである一方、適切にメンテナンスを行えば長く使える機器です。特に札幌のような寒冷地域では、冬の厳しい気候条件が機器に与える負荷も大きく、日常のお手入れや定期点検が寿命を左右します。
本コラムでは、札幌エコキュート工事店ドクターポットが、札幌地域で実際に多く対応してきた経験をもとに、「メンテナンスの基本」「自分でできるお手入れ」「定期点検の重要性」「異常兆候の早期発見」「プロに任せる理由」などを詳しく解説します。
メンテナンスが重要な理由

性能維持と効率低下防止
エコキュートは熱交換・給湯・制御機構など複数の機能が複雑に連動しています。フィルターの目詰まり、配管のスケール・ゴミの詰まり、制御基板の汚れ・湿気の侵入などが生じると、運転効率が下がり、電気代が上がる原因になります。
故障・劣化リスクの低減
定期的な掃除や点検を行うことで、小さな不具合の芽を早期に見つけて対処できます。これにより、部品破損や重大故障に至るリスクを抑えることができます。
寿命延長
メンテナンスを怠ると、過酷な稼働環境にさらされ続けた部品が早期に劣化してしまいます。適切なお手入れを続けることで、機器全体の寿命を延ばすことが可能です。
安全性確保
漏電、配管の水漏れ、タンク内部の錆び・腐食などが進行すると安全性に支障をきたす場合があります。定期点検でこれらを未然に防ぐことも重要な役割です。
札幌で意識すべき点と気候条件による影響

札幌は冬場の積雪・凍結・低温風雪などが厳しく、エコキュートにとっては過酷な環境です。以下の点に注意が必要です。
凍結防止処理の確保
配管保温の強化、ヒーター付き保温材、不凍液回路など、凍結リスクを抑える対策が不可欠です。
風雪・雪の影響
本体屋外ユニット(ヒートポンプ部)に雪が積もる、風で吹き付けられた雪で塩分混じりの水滴がかかるなどの影響があります。遮蔽物やカバー設置が有効です。
断熱補強
配管やタンク部の断熱が不十分であれば室内・屋外の温度差で結露や凍結リスクが高まります。断熱材やシートでの補強をしっかり行うことが大切です。
凍結リスクに備えた機能運転
自動凍結予防運転(夜間に少量循環させるモード等)が必要な場合があります。
ドクターポットが推奨するメンテナンス方法と頻度
以下は、札幌エコキュート工事店ドクターポットが推奨する、お客様自身でできるメンテナンス方法と、その頻度・注意点です。
| 頻度 | 作業内容 | ポイント・注意事項 |
|---|---|---|
| 毎週または1週間に1回 | 浴槽フィルター掃除 | フィルターを外して水洗い。目詰まりがあると給湯圧低下の原因に。 |
| 月1回 | 本体外装・リモコンの表面拭き掃除 | 乾いた布で丁寧に汚れを拭き取る。吹き出し口まわりもチェック。 |
| 半年に1回 | フィルター清掃(ヒートポンプ入口フィルター等) | ヒートポンプ入口のフィルターを取り外して水洗い。目詰まりがないか確認。 |
| 年2~3回 | タンク水抜き・逃し弁点検 | 給水を止め、逃し弁を開けてタンク底部の水を抜く。タンク内沈殿物があれば除去。 |
| 年1回 | 配管点検・保温材チェック | 配管継手部や保温材の劣化、割れ、断熱性能低下を確認。 |
| 必要に応じて | 専門業者による定期点検 | 異音・漏れ・エラー表示などが見られた場合は専門業者に相談。 |
これらの作業を習慣化することで、故障リスクの低減と性能維持につながります。
手順例:タンク水抜きと逃し弁操作
札幌エコキュート工事店ドクターポットでは、以下のような手順を推奨しています。作業を行う際は必ず電源オフ・安全確認をしてください。
①漏電遮断器を「OFF」にする
②給水止水栓を閉める
③逃し弁レバー(圧力逃し弁)を引き上げて解放
④タンク下部の排水バルブを開けて残水を排出
⑤構内の排水が完了したらバルブを締め、逃し弁を戻す
⑥給水止水栓を開け、電源を入れて通常運転へ
この作業は主にタンク底部に沈殿したスラッジや不純物を定期的に排除する役割があります。札幌のような水質地域では特に有効です。
また、風呂配管清掃、給水口ストレーナー清掃、循環アダプターのフィルター清掃なども併せて行うと、より効果的です。
異常兆候と早期発見ポイント

定期メンテナンスで異常を早期に発見できれば、故障拡大を防ぐことが可能です。ドクターポットが経験上注意している兆候を以下に挙げます。
・お湯の温度ムラや設定温度に達しにくい
・沸き上げ時間が徐々に長くなってきた
・本体や配管からの異音・振動
・漏水・滴下・結露の気配
・エラーコード表示の頻出
・リモコン反応不良
・タンク内部から異臭や錆びの混じり気
これらの兆候を放置すると、ヒートポンプ損傷・制御回路故障・ポンプ破損などに発展する可能性があります。
プロによる定期点検と保証の重要性

自分でできるメンテナンスには限界があります。ドクターポットでは、年1回以上の定期点検をおすすめしています。点検では、以下のような作業を含むことが多いです。
・制御基板のチェック・湿気除去
・センサー動作確認
・ポンプ・配管の漏水確認
・電気配線の緩み・接触不良調整
・脱着部品の摩耗・交換提案
・動作テストおよび性能値確認
また、当社では「工事保証10年(条件付き)」を提供しており、メンテナンス契約を結んでいただくことで、保証対象範囲を拡大するなどのメリットを設けています。
定期点検を依頼する際の費用相場は、機器・設置状況により異なりますが、1回あたりおおよそ 1万円前後 のことが多いです。
メンテナンスを怠った場合のリスクと交換タイミング

適切なメンテナンスを行わなかった場合、以下のようなリスクがあります。
・運転効率の著しい低下 → 電気代増加
・部品の早期劣化・交換頻度の増加
・故障率上昇・修理コスト増大
・最終的には機器全体の寿命を縮め、交換を余儀なくされる
特に10年を過ぎたあたりで定期点検を怠ると、交換時期を早めてしまうことがあります。交換を真剣に検討すべきタイミングの目安として、
・設置から10年以上経過
・異常兆候が複数見られる
・修理費用が高額になりがち
・補助金制度更新期に重なる
などがあります。
まとめ:札幌でエコキュートのメンテナンスを成功させるために

札幌の厳しい気候に対応しながら、エコキュートを長く安心して使うには、日常的なお手入れと定期点検の両立が不可欠です。
①毎週・月次・半年・年単位のお手入れを習慣化
②タンク水抜き・逃し弁操作などの適切な手順を守る
③異常兆候を早期に見つけ、速やかな対応
④専門業者による定期点検を年1回以上依頼
⑤保証制度やメンテナンス契約を活用
札幌エコキュート工事店ドクターポットでは、皆さまの給湯設備を長く安全に使っていただくため、メンテナンス契約や点検サポートも承っております。札幌でエコキュートの性能維持や故障予防をお考えなら、ぜひ当社にご相談ください。
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