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3分で分かる!ボイラーとは?仕組みについて簡単解説!
ボイラーとは何か知っていますか?
皆さんは、「ボイラー」とは何か知っていますか?よく耳にはするけど、実際に聞かれても説明できないという方が大半ではないでしょうか?
そんな方に知っておきたい!ボイラーの仕組みについて、説明を交えながら解説していきます。
ボイラーとは一体どんなもの?
ボイラーとは、燃料を燃やし、容器内の水に熱を加えて、温水や蒸気を作る装置のことです。お湯を作り出すのはもちろんですが、蒸気の圧力を利用して物を動かすことも可能な装置です。
ちなみに、みなさんにも馴染みがあるであろう給湯器は水をお湯に替える装置のことで、一般家庭のお風呂や温水暖房に使用されるものを指します。
ボイラーは圧力のあるもの、給湯器は圧力のないお湯を作る装置。つまりこの2つは別物なんです!
ボイラー=大規模な機械で燃料を使用し、温水と圧力のある蒸気を作る装置
給湯器=水をお湯に変える、家庭用の装置(家庭用ボイラーは給湯器と同じ意味です。)
まるっと分かるボイラーの仕組み
それでは次に、ボイラーの仕組みを解説していきましょう。
【ボイラーの定義】
密閉した容器中に、水又は熱媒を入れ、これを火気・燃焼ガス・高圧ガス・電気によって加熱し、圧力のある「蒸気」や「温水」を作り離れたところに供給する装置のこと。
1.ボイラーは密閉された圧力容器に入っている水や熱媒を、火気・燃焼ガス・高圧ガス・電気で加熱し、沸騰させます。
・熱媒とは→装置を加熱する際に、熱を伝えるために使用される物質のこと。水浴・油浴などの物質があります。
2.加熱し沸騰すると、密閉された圧力容器の中に温水と高圧蒸気が発生します。この発生した高圧蒸気を他の機械や設備に供給されます。
いまいちよく分からないという方は、「やかん」をイメージすると良いでしょう。
やかんに水を入れ火にかけます。すると水が沸騰しお湯になり、一部が水蒸気となりますよね。やかんは圧力がかからず水蒸気が発生するだけですが、ボイラーはその水蒸気に圧力がかかり、それを利用して供給する装置ということになります。
ボイラーの役割とは?
では、ボイラーはどこで使われているのでしょう?
ビル・デパート・マンション・ホテル・病院・工場など大きな建物でボイラーは利用されています。その中で、給湯・暖房・加湿・発電・殺菌・調理・醸造の用途で使われているのです。また昔は、蒸気ボイラーの原理を利用し蒸気機関車(SL)などを動かしていました。
蒸気機関車(SL)は、石炭を燃やしその熱で水を沸騰させます。そこで発生した蒸気の力を利用して車輪を動かすという仕組みになっています。
まとめ
ここまで簡単にボイラーの仕組みについて説明してきました。普段はあまり目にしませんが、皆さんの行く先々でボイラーは活躍しているのです。
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