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ほくでんの電気料金はなぜ値上げしたの?
2023年5月19日、経済産業省は北海道電力の電気料金の値上げを認可したとを発表しました。
経済産業省によると、北海道電力は2023年6月より家庭用の電気料金を、平均23.22%値上げしています。
北海道電力の試算では、標準的な家庭(従量電灯B、30A、月間230kWh使用)の場合、月々の電気料金は約8,400円から約10,300円と、約22.6%値上がりする見込みとしています。
しかし、これはあくまでも北海道電力の概算であって、電気の使用状況によっては、電気代はさらに上がる可能性があるため注意しましょう。
さらに、2023年9月に政府の電気代補助が終了する予定のため、秋以降、さらに電気代の請求額は上がります。
なぜ北海道電力の赤字がここまで拡大したのか。
北海道電力が電気代を値上げした理由は、経営が危機的状況にあるからです。なぜ、北海道電力の赤字はここまで拡大してしまったのでしょうか?
それは、火力発電に使用する化石燃料(石油や石炭、天然ガス)の費用が大幅に高騰しているからです。
なんと、2020~2022年の間に、燃料費は5〜8倍も上がっています。 北海道電力はほとんどが火力による発電で、使用する燃料のほぼ全てを輸入に頼ってきました。これにより、仕入れ値が売上を上回る事態が続き、大幅な赤字となったのです。
北海道の特殊性
また、北海道の特殊性が北海道電力の経営ひっ迫に拍車をかけています。
- 広大な土地に供給先が分散している
- 北電のほかに広い道内をカバーできる電力会社がなく供給責任が重い
- 原発が稼働できない
などが挙げられます。 燃料費は2023年に入ってやや落ち着き始めていますが、高騰の主な原因である「ロシアの軍事侵攻問題」は、現在も解決の見通しがついていません。
2020年以前のような価格水準になるとは考えにくいのです。 そのため、北海道電力の電気代が今後も上がる可能性は非常に高いです。
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