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ボイラーと給湯器の違いはあるの?耐用年数・交換の流れをご紹介!
皆さんこんにちは。ドクターポット代表の小栗です!いきなりですが、ボイラーと給湯器の違いを皆さんご存じですか?給湯器の購入を検討する際、ガス、石油(灯油)などどれが良いのか迷いますよね。しっかりとした業者さんだと違いを知っていて説明してくれたりするのですが、そうでない業者さんもちらほら・・・そこで今回はボイラーと給湯器の違いをはじめ、石油給湯器とガス給湯器の違い、費用(コスト)について分かりやすくご紹介します!
石油給湯器とは
石油給湯器は、石油(灯油)を使ってお湯をつくる給湯機器のことを言います。
石油(灯油)以外だとガスや電気を使用する給湯器もありますが、北海道のように寒い地域(寒冷地)では給湯器の中でもっともパワーがある石油給湯器を採用する家庭がほとんどです。
現在ある給湯器は大きく分けて2種類。
石油(灯油)を霧状にして燃焼させる機器(噴射式)。気化器が内蔵されているバーナーでガス化(気化式)して燃焼させる機器。この2種類です。二つの違いについては下記をご確認ください。
噴射式石油給湯器のメリット・デメリット
従来型
すぐに沸かすことができる
燃焼音が大きい
気化式石油給湯器メリット・デメリット
新たな燃焼方法
沸かすのに気化器を温める必要があるため予熱に3分ほどかかる
燃焼音が小さい
ボイラーとは
ボイラーは、水を熱してお湯や蒸気をつくる機械。ホテル、ビル、病院などの大規模な施設や工場で利用される水蒸気や熱を発生させる機器のことをボイラーと呼びます。
しかし一般の方だと、ご家庭にある石油給湯器のことを石油ボイラーと呼ぶ方もいれば、セントラルヒーティング、パネルヒーターのことをボイラーと呼ぶ方もいますね。
一般的なボイラーの定義だと「密閉した容器内に水又は熱媒(特殊な油など)を入れ、これを火気、燃焼ガス、その他の高温ガス(廃ガス、高炉ガス等)又は電気によって加熱し、圧力のある「蒸気」又は「温水」を作り、これを他に供給する装置。」
なかなか小難しいですね・・・ボイラーは簡単に説明すると「やかん」のようなものです。石油(灯油)を燃やして水を温めて、お湯や蒸気を作る機器です。このままだと普通のやかんです。ボイラーはそのお湯や蒸気を離れたところまで移送して熱源として利用できる機器です。
ボイラーと給湯器の違いについて
ボイラーと石油給湯器はどちらも液体を加熱することでお湯などを作るということでは、同じ目的の機器と言えるでしょう。
地域や一般の方により、石油給湯器、ガス給湯器をまとめてボイラーと呼んだりもするので、明確な区別はないです。もし区別するのであれば、大型施設にあるのがボイラー、一般家庭にあるのが石油給湯器と呼んでいいのではないでしょうか。
石油給湯器とガス給湯器の違い、費用(コスト)について
石油給湯器は燃料に石油(灯油)、ガス給湯器は燃料にガスを使用する給湯器です。
一般的に石油給湯器の方がガス給湯器よりもランニングコストを抑えることができますが、イニシャルコスト(導入費用)がガス給湯器よりも高くなります。2つの給湯器の二つの違いについては下記をご確認ください。
石油給湯器
燃料切れがある、給油が必要
イニシャルコスト(導入費用)が高い
ランニングコストが安い
火力が強いため寒冷地におススメ
イニシャルコスト(本体費用) 120,000円~200,000円
ランニングコスト 約61,200円
耐用年数 8年~10年程度
※同条件で比較した場合、灯油価格の変動で金額が前後します
ガス給湯器
燃料切れがない
イニシャルコスト(導入費用)が安い
ランニングコストが高い
イニシャルコスト(本体費用) 80,000円~150,000円
ランニングコスト 約88,800円
耐用年数 10年~15年程度
※同条件で比較した場合、ガス価格の変動で費用が前後します
石油給湯器交換の流れ
1.現地調査
2.お見積り
3.養生作業
4.配管配線の取り外し
5.古い石油給湯器の取り外し
6.新しい石油給湯器の取り付け
7.配管配線の取り付け
8.工事個所の点検・確認
9.試運転→清掃・完了
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ドクターポットはエアコン、ストーブ、ボイラーの設備業者です。今回ご紹介したボイラー・石油給湯器の交換作業ももちろん承っております。LINE・メール・お電話で承ります。
ボイラー・石油給湯器の交換のご依頼お待ちしております!快適な家で寒い冬を乗りこえましょう!